本記事では、L Message(エルメ)で、イベントやセミナーを開催するにあたって特化した、イベント予約システムについて解説していきます。
付随して、イベントの予約設定方法と管理の仕方、メリットについてもご紹介していくので参考にしてみてください。
拡張ツールのエルメを使用することで、集客率や販促効果を上げることが可能です。
これからイベントやセミナーを開催予定の場合、どんな機能を使って受付や管理を行おうか悩んでる方には、エルメを活用してイベント予約機能を試してみるのがおすすめです。
■イベントの予約設定の仕方はどうやるの?
⇨LINE公式アカウントに紐づいたエルメなら、イベントの予約設定は少ないステップの手順でできます。
エルメを活用することで、予約設定から決済まで、まとめてスムーズに管理を行なえるのが特徴です。
まずは、エルメのフリープランから利用してみましょう。
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エルメイベント予約の機能って何?
LINE公式アカウントには無かった、イベントの予約や管理を設定する機能がエルメには備わっています。
イベント予約機能を活用することで、開催したいセミナーやイベント等の予約の受付から、予約した参加者の情報を管理することが可能です。
LINE公式アカウントには予約機能が無く、個別チャットで受付対応した参加者の日程や情報を手動で管理する必要があり時間がかかります。
エルメをLINE公式アカウントに繋ぐことで、セミナーやイベントを開催する際の予約から参加者の管理、リマインド配信や決済までの導線をスムーズにすることが可能です。
セミナーやイベントを開催したいけど迷っている方は、エルメのフリープランから試してみましょう。
エルメイベント予約の新規作成
作成する手順は、下記の流れでおこないます。
エルメのアカウント管理画面にログイン。
ログインした後、メニューから予約管理を開いて「イベント予約」を選択します。
イベント予約画面で「新規作成」を選択。
引用元:L Messageマニュアル
新規作成画面で、管理するための名前を「イベント名(管理用)・フォルダ」に設定します。
引用元:L Messageマニュアル
LINEトーク画面で、友達に表示される「タイトル・説明」を入力しましょう。
エルメイベント予約機能の開催日程で設定できることは8つ
開催日程では、セミナーやイベントの開催日などの設定ができます。
- 予約枠を設定
- リマインド配信設定
- 予約した時にするアクション設定
- 予約変更した時にするアクション設定
- 予約をキャンセルした時にするアクション設定
- 新しくコースを追加設定
- 基本の設定
- アクションの設定
設定①:予約枠を設定
引用元:L Messageマニュアル
まずはセミナーやイベントの開催日程を決め、次に新規作成を行い、予約枠の設定に移ります。
エルメのイベント予約枠設定ページでは、開催するイベントの募集開始時間から締切日時まで設定可能。
その他には、予約可能な定員数や予約承認方法も設定できるのが魅力的です。
予約を承認する方法は2種類で、全て承認する場合の「全承認」と管理者が予約の承認を判断できる「リクエスト制」も設定可能。
リクエスト制を設定しておくメリットは、管理者が予約承認の可否を決定できることです。
設定②:リマインド配信を設定
リマインド配信機能は、予約してくれた参加者に、開催予定日を確認させることができるシステムです。
結果として、参加者が予約をした日から開催日までのリマインド配信を行うことで、参加者に予約したことを忘れにくくする効果があります。
参加者に定期的にリマインド配信を行うためにも、前もってリマインドメッセージを作成しておくのがおすすめです。
設定③:予約した時にするアクションを設定
引用元:L Messageマニュアル
エルメでは、予約が行われた際に、どんなアクションを実行するか設定可能です。
作成したメッセージを設定しておくと、予約を行った参加者に自動でアクションを行ってくれます。
リッチメニューの表示やタグ付けなどのアクションも、必要に応じて設定できます。
優先アクションには、予約枠とコースどちらで設定しても対応可能です。
同時に両方を設定しても、実行できるアクションは片方のみになるので注意しましょう。
設定④:予約変更した時にするアクションを設定
引用元:L Messageマニュアル
参加者が予約変更した時に対応するための、アクションを設定しておくことも可能。
予約変更する際は、全承認設定を予約枠でされている必要があります。
例をとると、全承認で設定されている予約枠なら変更は可能ですが、設定が「不可」にしてある予約枠は変更できません。
その際に実行されるアクションは、変更する元の予約枠にのみ適応されます。
設定⑤:予約をキャンセルした時にするアクションを設定
引用元:L Messageマニュアル
エルメでは、予約をした参加者がキャンセルしたい場合、「キャンセルを許可」の有無のみアクション設定することが可能です。
しかし、「全承認」のみ、自動で全てのキャンセルアクションを実行できます。
また、予約キャンセルができる期限を設定することができます。
設定⑥:新しくコースを追加設定
引用元:L Messageマニュアル
予約枠の中に、「コース追加」から新しいコースを設定できます。
予約枠の中のコースを、料金や決済機能を利用できるよう設定可能です。
設定⑦:基本の設定
引用元:L Messageマニュアル
基本設定では、コース名を決めたり、イベントに集客可能な定員や料金を設定可能です。
50字以内の文字数でコース名を設定する必要があり、決めたコース名は参加者に表示されます。
設定⑧:アクションを設定
コースのアクション設定では、予約時、予約変更時やキャンセル時に可能です。
予約枠の優先アクションで、コース別アクションを選択しておかないと、コースのアクションに適応されません。
予約枠で優先アクションを「予約枠のアクション」の設定のままになっていると、コース別アクションは実行されないので注意しましょう。
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エルメイベント予約機能の各種ページで設定できることは3つ
引用元:L Messageマニュアル
エルメイベント予約機能の各種ページでは、下記の3つを設定できます。
- トップページ設定
- 項目の設定
- 確認・完了
それぞれ見ていきましょう。
①:トップページ設定
イベント案内で、トップページの設定をおこないます。
設定されたトップページは、イベント予約する参加者が最初に見るページになります。
トップページ内では、下記の4つを設定できます。
- ヘッダー画像を設定
- イベントタイトルを入力
- イベントの詳細情報を入力
- ボタンを配置
イベントタイトルを記入してない場合は、LINEトーク画面設定で設定したタイトルが表示されます。
②:項目の設定
友達入力項目では、予約する参加者が入力する個人情報や利用規約の設定ができます。
知っておきたい情報に合わせて、入力項目を必須や任意に設定したり、項目の追加や編集を行うことが可能です。
決済システムと連携をONにすると、UnivaPayやStripeなどに情報が同期されます。
イベントの利用規約を設ける際は、利用規約表示のON/OFF、同意チェックボックスの設置や利用規約文を設定しておくことがおすすめです。
③:確認・完了
確認・完了ページでは、参加者が予約した内容や入力に間違いがないかを最終確認できるよう表示設定できます。
また、完了ページを設定することで、参加者に予約が完了できたことの安心感を与えることが可能です。
予約を無事にできた参加者を、トーク画面に戻る設定、任意URLへの移行やテキストを入力しておくことで予約申し込み完了を伝える設定ができます。
エルメイベント予約機能の詳細設定は3つ
引用元:L Messageマニュアル
エルメイベント予約機能の詳細設定では、イベントの詳細を3つ設定できます。
- 基本設定
- 予約枠の表示設定
- 開催情報
①:基本設定
引用元:L Messageマニュアル
基本設定では、1回の予約上限、予約可能回数や予約単位変更を設定することが可能です。
また、基本設定ページの1回の予約に対する上限設定では、「人数を範囲で指定」を選択できます。
その結果、最低予約人数から最大予約人数まで設定できるので、その日のスタッフの人数調整もコントロール可能です。
「人」に初期設定されている予約単位ですが、「組」などのように自由に3文字まで予約単位を変更できます。
②:予約枠の表示設定
引用元:L Messageマニュアル
予約枠の表示設定では、予約ページ上で表示される予約枠の詳細を設定可能です。
予約可能な残り枠数、予約枠が満席時や受付終了した予約枠の表示のON/OFFを設定できます。
③:開催情報
開催情報では、イベントの詳細な情報やイベントの開催場所表示を設定しておくことができます。
参加者にイベントの開催場所を分かりやすく伝える際は、マップ上に赤ピンを設置、または住所を入力しておく必要があります。
エルメイベント予約機能の決済設定
エルメで決済設定をしておくと、LINE上で決済を完結することができるので、当日キャンセル率を軽減できます。
決済設定では、決済システムとの連携が必要になり、設定した決済システムの変更はできないので注意しましょう。
引用元:L Messageマニュアル
また、決済機能を利用するには、コースを設定しておかないと紐づけが行われません。
UnivaPayとStripeの2種類が、エルメと連携できる決済システムになります。
販売環境設定では、本番環境とテスト環境の2種類があります。
テスト環境では、実際に決済が行われる前に問題がないかの確認を行うことが可能です。
決済設定をする場合は、特定商取引法に基づく表記ができるので、金銭トラブルを避けるためにも記入して表示させておきましょう。
エルメイベント予約機能の参加者リスト管理の仕方
エルメイベント予約機能の参加者リスト管理できることは、下記の4つです。
- 表示月の切り替え
- 日別・一覧
- 手動登録
- 絞り込み
イベント予約トップページの「参加者」から、参加者の管理をおこなうことができます。
引用元:L Messageマニュアル
管理①:表示月の切り替え
引用元:L Messageマニュアル
表示月の切り替えは、画面左上のカレンダーをクリックして、管理したい月を表示できます。
管理②:日別・一覧
引用元:L Messageマニュアル
日別・一覧項目で、それぞれ切り替え可能です。
「日別」はカレンダー形式で表示され、「一覧」は箇条書きで表示されます。
管理③:手動登録
引用元:L Messageマニュアル
手動登録では、手動で参加者の登録をおこなえます。
手動登録を行うと、定員数や予約期限などに関係なく強制的に参加させることができます。
しかし、この場合参加者は決済機能を利用できないので、銀行振込などの別の方法で支払いをしなければいけないので注意しましょう。
管理④:絞り込み
引用元:L Messageマニュアル
参加者の絞り込みは、画面右上の項目から、未開催のみ・開催のみ・全てから選択して行えます。
エルメイベント参加者カレンダーでの情報確認方法
エルメイベント参加者カレンダーでの情報確認方法は、下記の4つになります。
- LINE名・システム表示名検索
- ステータス絞り込み
- CSV書き出し
- 予約詳細
その日の予約者情報を確認するには、カレンダーの日程をクリックします。
確認①:LINE名・システム表示名検索
引用元:L Messageマニュアル
カレンダーで情報を確認したい日をクリックして、その日の詳細ページが表示されたら、右上の「LINE名・システム表示名」項目から参加者の検索ができます。
確認②:ステータス絞り込み
ステータスの絞り込みは、カレンダーから選択した日の参加者ステータスに基づいて、絞り込んで管理を行えます。
ステータスの状態は、全て表示・参加予定・リクエスト・キャンセルの4種類です。
確認③:CSV書き出し
CSVでは、カレンダーで選択した日に表示された参加者の情報をダウンロードできます。
確認④:予約詳細
引用元:L Messageマニュアル
予約詳細は、カレンダーで選択した日に表示された参加者の詳細情報を確認可能です。
また、参加者の予約リクエストがあった際は、予約詳細で承認・拒否ができます。
エルメイベント予約機能を設けるメリットは3つ
エルメイベント予約機能を設けるメリットは、以下の3つになります。
- 当日のキャンセル率を抑えられる
- 予約や参加者の管理が簡単
- コストを抑えられる
メリット①:当日のキャンセル率を抑えられる
エルメイベント予約機能には、リマインド配信が設定できます。
リマインド配信を設定しておくことで、イベントの予約時から開催当日まで、自動で参加者にお知らせを行うことが可能です。
その結果、当日キャンセル率を抑えることができます。
メリット②:予約や参加者の管理が簡単
LINE公式アカウントでは、予約や参加者の管理を行う際に個別チャットになります。
しかし、エルメのイベント機能を利用すると、予約の設定や参加者の管理を一括して簡単に行うことが可能です。
メリット③:コストを抑えられる
エルメイベント予約機能は、フリープランから利用することができます。
エルメイベント予約機能は、24時間自動対応設定可能なので、人件費のコストも抑えられます。
まずは、エルメのフリープランを試してみましょう。
まとめ:エルメを連携させて、イベント予約機能を利用してみましょう!
本記事では、エルメを利用したイベント予約作成方法や使い方、参加者の情報管理方法についてご紹介してきました。
LINE公式アカウントでは、イベントの予約や参加者の管理を行うには時間と手間を要しました。
しかし、エルメを連携させることで、予約から参加者の管理まで一括して行うことが可能です。
当日のキャンセルや人件費などのコストを抑えられる、エルメのフリープランをまずは試してみるのがおすすめです。
\ LINE公式アカウント運営の効率UP/