エルメの流入経路とは？流入アクション設定も解説

本記事では、L Message（エルメ）の流入経路機能を使って流入アクション設定方法や注意点、活用の仕方を解説しています。

集客を増やして売上を上げたい方は、流入経路を把握することは重要になるのでぜひ参考にしてみてください。

エルメの流入経路とは

エルメの流入経路とは、どういった経路で友だちが登録してくれたのかを識別することができる機能です。

どのSNSや広告メディアの経路から多くの友だち登録が行われているのかを分析することで、集客率を上げるために力を入れることが可能となります。

たとえば、HPやInstagramどちらの経路からの友だち登録が多いのか、キャンペーン告知をした時としないときでの友だち登録の反応などを確認することができます。

エルメの流入経路機能では、下記の5つをエルメの管理画面より確認することが可能です

ビジネスをする上で、マーケティングコストをどこに集中してかけるのかは今後の売上利益を左右する指標として必要不可欠です。

エルメ流入アクション設定の仕方は簡単3ステップ

エルメ流入アクション設定の仕方3ステップを、順に沿って解説していきます。

ステップ①：流入アクションをクリック

エルメ管理画面メニューから情報管理をクリックして、表示された「流入アクション」を選択します。

引用元：L Messageマニュアル

ステップ②：フォルダを作成

新規作成から「フォルダ」を作成していきます。

後々の管理をしやすくするためにも、先にフォルダを作成して設定しておきましょう。

フォルダの作成や変更はいつでも設定可能です。

引用元：L Messageマニュアル

フォルダの作成が完了したら、新規作成をクリック。

ステップ③：管理用の流入アクション名を登録

エルメ流入アクション登録画面から、管理するための「流入アクション名(管理用)」を設定します。

引用元：L Messageマニュアル

流入アクション名は、設定するURLのメディア毎に名前を付けて管理しておくのがおすすめです。

友だちがどこのメディアから登録してくれたのか、流入経路を直ぐに判断することができます。

管理用の流入アクション名が決まったら、格納するフォルダを選択。

引用元：L Messageマニュアル

エルメ流入アクションの基本設定5種類を解説

引用元：L Messageマニュアル

エルメの管理用の流入アクション名と格納するフォルダの設定が完了したら、流入アクションの設定に移ります。

エルメの流入アクションには5種類の基本設定があるので、それぞれ解説します。

基本設定①：追加時アクションの設定

エルメ流入アクションの基本設定では、友だち追加時にアクションを設定することが可能。

追加時アクションとは、設定しておいた流入アクションのメディアURLから追加した際の友だちに行うアクションを設定することです。

追加時アクションでは、アクションの稼働回数を1回または複数回で指定できます。

それぞれ、URLにアクセスしてくれた1人の友だちに1度のみアクションをさせるか、URlにアクセスするたびに都度アクションを実行させるか設定することが可能です。

基本設定②：アクション実行範囲を設定

引用元：L Messageマニュアル

アクション実行範囲設定では、アクションを実行する対象者を選択可能。

新規の友だちだけにアクションを実行したい場合は「新規友だちのみ」を選択し、友だち全員にアクションを行いたい場合は「新規友だち・既存友だち・友だちリストに表示されている全員」を選択します。

アクション実行範囲を設けておけば、お店に来店した友だちがQRを使用した際にクーポンを発行したりできます。

基本設定③：友だち追加時の設定

引用元：L Messageマニュアル

友だち追加時の設定では、設定した流入アクションを稼働させるかどうかを選択できます。

流入アクション設定では、友だちが追加した際にメッセージが送信されるように設定してある場合、ここでは「実行しない」を選択しましょう。

理由は、「実行する」を選択してしまうと2重で同じようなメッセージを送信するのを防ぐためです。

基本設定④：アフィリエイト連携を設定

引用元：L Messageマニュアル

エルメの流入アクション機能には、アフィリエイト連携をさせることが可能。

ASP(Affiliate Service Provider)とは、登録や販売したい物を紹介者が代わりに広告をして、実際にユーザーが登録や購入してくれたら紹介者に報酬が支払われるシステムです。

基本設定⑤：HTMLタグ挿入を設定

引用元：L Messageマニュアル

外部サービスを利用して、どんな人が実際にアクセスしてくれているのかの情報を計測タグから取得することが可能です。

Google広告やFacebook広告といった外部広告サービスの計測タグを埋め込んでおけば、友だち追加のコンバージョンを計測することができます。

エルメ流入アクションの注意点は3つ

エルメの流入アクション機能は、友だちが追加してくれて経路を把握することができる便利な機能です。

しかし、エルメ流入アクションを使用するうえで下記の3つに注意が必要です。

注意点①：フリープランは3個までしか設定できない

利用しているエルメのプランがフリープランだと、流入経路の設定は3個までしかできません。

一方で、エルメの有料プランでは、流入経路設定を無制限に行うことが可能です。

注意点②：発行URLが長い

エルメの流入経路で発行されるURLは、長いことが多いです。

そのため、ユーザーが不安に感じる可能性があります。

Bilty等のURL短縮ツールを利用して、URLを短くするのが良いでしょう。

注意点③：友だち追加時に認証が必須

引用元：D-Focus

エルメ流入アクションを使用すると、友だち追加時のユーザー側に上記のような認証画面が表示され、友だちに許可してもらう必要があります。

しかし、ユーザーにとっては友だち追加でひと手間増えるため、友だち追加されずに離脱する可能性もあります。

エルメ流入経路活用方法は4つ

エルメ流入経路活用方法は、下記の4つです。

エルメの流入経路機能を活用して、効率良く集客していくためにそれぞれ見ていきましょう。

活用①：QRを読み取った時にタグ付けが可能

友だちがお店等に来店してQRコードを読み取って貰った際に、タグ付けを自動で行って管理することが可能です。

また、友だちに予約の際にQRコードを予め読み取って貰っておけば、来店した際に予約してくれた友だちだと簡単に認識できます。

友だちにリピートしてもらうためにも、QRコードを読み取ってもらい次回来店時に使用できるクーポンを送信可能です。

活用②：QRを読み取った時にテンプレート送信が可能

QRコードを友だちが使用してくれた際に、テンプレート送信ができます。

たとえば、イベント等の受付の際に流入アクションタグ付けしたQRコードを使用して、入場確認を取り参加受付完了のテンプレートを送信します。

そうすることで、流入経路や実際にイベントに参加してくれた友だちの人数などを管理することが可能です。

活用③：友だち登録から流入経路分析が可能

エルメの流入経路機能には、友だち登録用のリンクやQRコードを複数作成することが可能で、どのメディアから友だち登録したかの流入経路分析ができます。

流入経路分析は、どのメディアに広告コストをかけたらいいのか可視化できるので、必要不可欠と言えます。

活用④：流入経路ごとに配信設定が可能

エルメ流入経路では、配信するシナリオを流入経路別に設定可能です。

使用するメディアやSNSの特徴によって配信シナリオを設定することで、売上アップやリピート率に繋がります。

たとえば、Instagramから友だち登録してくれるユーザーにはクーポンを付けたり、Xから友だち登録してくれたユーザーにはイベント告知などのシナリオを分けて配信します。

エルメ流入経路QRコード作成の仕方

引用元：L Messageマニュアル

エルメ流入経路で使用するQRコードは、上記画像の赤矢印が指しているアイコンをクリックするだけで作成可能です。

流入経路で使用するメディアに貼り付けて置くことで、流入経路を把握することができます。

エルメ流入経路URL作成の仕方

引用元：L-marketing

エルメ流入経路用のURL作成の仕方は、上記画像の赤矢印が指しているアイコンをクリックすることで、自動で作成できます。

ホームページやブログに貼り付けて、そこから友だち登録されれば、流入経路を確認できます。

まとめ：エルメの流入経路から集客率・売上を上げよう！

エルメの流入経路機能を利用することで、どこのメディアから多く友だち登録してくれて、購入や売上に貢献してくれているのか分析することができます。

エルメの流入経路から集客率を上げて、広告コストを抑えて売上を上げていきましょう。