本記事ではL Message(エルメ)のクロス分析の概要や活用方法などを解説しています。
エルメのクロス分析ってどんな機能なのかな
分析機能に長けたツール、エルメのクロス分析について見ていきましょう!
⇨2つのデータを掛け合わせて分析ができる機能のことです。
エルメは年齢や性別、流入経路など様々な条件でユーザーの分析ができます。
しかし、データやユーザー数が増えると扱いづらくなってしまいます。
そこで、クロス分析機能を使えば今までよりも詳しくユーザーの分析が可能になります。
エルメの導入について気になった方は、公式サイトをご参照ください。
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エルメのクロス分析とは
エルメのクロス分析とは、2つのデータを掛け合わせて分析をする機能のことを言います。
例えば、『年齢』と『性別』の2つの条件でクロス分析する場合には、どの年齢層でさらにどの性別の方に刺さる内容なのか傾向を把握することができます。
これにより広告の雰囲気やメッセージを工夫すれば、さらに効率の良い宣伝ができます。
また、『年齢』と『流入経路』の条件でクロス分析した場合も考えてみます。
流入経路は、どの媒体からお友達追加をしたかというデータのことです。
つまり、どの年齢層の方がどの媒体をよく使うのかが明確になります。
次にターゲットの年齢層に向けた広告を出す際などは、このデータを参考にすることで効果の高そうな媒体に絞って宣伝をすることができます。
このようにクロス分析でどのデータを組み合わせるかによって、より高度なユーザー分析が可能になります。
LINE公式アカウント単体では、ユーザーの個人情報はほとんど分からないのでエルメを導入されている方の特権ですよ!
エルメのクロス分析の使い方3ステップ
エルメのクロス分析の使い方は大きく3つのステップに分かれます。
・メニューからクロス分析を選択
・新規作成をクリック
・分析対象を絞り込む
それぞれ詳しく解説します。
ステップ①:メニューからクロス分析を選択
まずは、メニューからクロス分析を選択します。
エルメを開くと、左側にメニューがあります。
データ分析タブにカーソルを合わせるとクロス分析と出てくるので選択してください。
ステップ②:新規作成をクリック
クロス分析を選択した後に移るページの青色の新規作成ボタンからクロス分析を作成します。
作成したクロス分析は、フォルダ分けして管理ができます。
フォルダや分析名は自身で管理するためにつけるものなのでユーザーからは見えません。
自分で分かりやすいものを設定しておきましょう。
フォルダ追加はプラスボタンからできます!
ステップ③:分析対象を絞り込む
最後に条件を設定します。
上の画像の例では対象条件を設定していないため対象人数は0人となっています。
青色の絞り込みボタンからクロス分析に使用したい条件を選択してください。
以上がクロス分析の使い方3ステップになります。
クロス分析で設定できる条件については、次項で詳しく説明しているので合わせて参考にしてください。
組み合わせを工夫すれば、アカウント運営に役立つ情報を得ることができますよ。
エルメのクロス分析の対象の絞り込み条件9つ
エルメのクロス分析で設定できる条件を9つご紹介します。
目的に合わせて組み合わせを変えることで、今まで分からなかったユーザーの特性が見えてきますよ。
・タグ
・ユーザー名
・お友達追加した日
・ステップ購読の状況
・流入経路
・コンバージョン
・メッセージ確認状況
・友達情報
・指定条件
それぞれ詳しく解説します。
条件①:タグ
エルメでは、ユーザーにタグ付けをできる機能があり、そのタグもクロス分析の条件として使うことができます。
タグ付けに関しての詳細は、関連記事をご参照ください。
タグは、自分の決めた条件でユーザーを分類できるので非常に便利な機能です。
クロス分析を使いこなす上で組み合わせて使うとより精度の高いユーザー分析ができますよ。
条件②:ユーザー名
ユーザーの名前を条件にクロス分析ができます。
個人の名前で設定できるので、特定の名前のユーザーがどのくらいいるのかなどの分析に役立ちます。
LINE公式アカウント単体では、ユーザーからメッセージがない限り名前を把握することすらできないのでエルメならではのメリットですね。
条件③:お友達追加した日
お友達追加をした日を条件に絞り込むことも可能です。
お友達追加された件数が多い時期とその傾向などが分かれば、ユーザーを増やす方法を見つけやすくなります。
どのキャンペーンが効果があったのかなどの分析にも役立つのでぜひ活用してほしい条件の一つです。
条件④:ステップ購読の状況
ステップ購読に対してユーザーが
などの状況を条件することも可能です。
ステップ購読の読了率を上げる施策などを考えるのにも良いですね。
条件⑤:流入経路
流入経路を条件にすることもできます。
例えば、店舗からお友達登録した人の傾向を分析したいなど特定の流入経路に絞ってユーザー分析をしたい場合には流入経路をクロス分析の条件にするのが良いでしょう。
ある特定の流入経路からお友達追加したユーザーのみ、という場合以外にも選択した複数のツールのうちどれかからお友達追加した場合など幅広い条件で設定ができるので色々試してみましょう。
条件⑥:コンバージョン
エルメのコンバージョンとは、HTMLコードを埋め込んだページの訪問者を特定し、LINE上でアクションを実行する機能のことを言います。
の2条件から絞り込みができるので目的に合わせて使い分けてください。
条件⑦:メッセージ確認状況
メッセージが
のどちらかを条件に絞り込むことも可能です。
未確認の人はどんな特徴があるのか、どのようにしたら確認してもらえるのかなどを分析するのに役立ちます。
条件⑧:友だち情報
お友達の情報からクロス分析の条件を設定できます。
年齢やメールアドレス、また居住地などの情報を使うことができます。
より細かいユーザー分析ができるよは魅力的ですね。
条件⑨:指定条件
指定した条件で設定することも可能です。
「いずれか1つ以上を満たす」必要がある条件を追加
という設定になります。
状況に応じて試してみてくださいね。
以上がクロス分析に使える条件になります。
ユーザー分析に長けたツールであるエルメだからこその細かい条件設定が魅力的ですね。
使い方次第で欲しい情報が手に入り、細かい分析も可能になるので色々試して自身のアカウントにあったクロス分析の条件をファイルに保存していきましょう!
エルメのクロス分析活用例3つ
エルメのクロス分析初心者さんに向けて、活用例を3つご紹介します。
・『年齢』と『クリック率』
・『流入経路』と『購入率』
・『お友達追加日』と『クリック率』
それぞれ詳しく解説します。
活用例①:『年齢』と『クリック率』
一つ目の活用例は『年齢』と『クリック率』の2つの条件でクロス分析を行う例です。
などクリック率に対して年齢ごとの分析ができるのでURLを含むメッセージの配信対象や内容を工夫するヒントになります。
クリック率を分析し、データを蓄積していくことでよりよく改善していけるのでおすすめですよ。
活用例②:『流入経路』と『購入率』
次は『流入経路』と『購入率』の組み合わせです。
どの媒体が購入に繋がりやすいのかが分かれば、その媒体をターゲットにして広告を出したりキャンペーンを企画したりすることができます。
また、ある特定の流入経路が特別購入率が悪いというような問題点も明確になるので改善にも役立てることができます。
例えば、流入経路がブログのユーザーの購入率が悪いという結果がクロス分析により得られた場合には、購入を促すボタンを見やすくしたりレイアウトを変更したりなどの改善ができます。
改善後もクロス分析を利用することで、効果の確認もできるので購入率アップを目指せますよ。
活用例③:『お友達追加日』と『購入率』
お友達追加した日と購入率の関係もアカウント運営に役立てることができるのでおすすめな活用例です。
お友達追加してすぐの購入率が低い場合には、お友達追加特典を設けるなどの工夫がしやすくなります。
また、お友達追加して期間が空いた方の購入率が芳しくない場合にはキャンペーンを企画するのも良いですね。
以上がクロス分析の活用例になります。
エルメのクロス分析は設定できる条件が多いので様々な活用方法があります。
分析をすることで、課題や目的が明確になるのでLINE公式アカウントをよりよくグレードアップしていくことができますよ!
まとめ:クロス分析でエルメのユーザー分析をより便利に活用しましょう!
エルメのクロス分析についてご紹介しました。
エルメは様々な条件でユーザー分析ができるのでそれらを有効活用するにはぴったりな機能です。
単純な条件から組み合わせて分析していけば、慣れてくるのでどんどん挑戦してみましょう!
エルメについて、詳細が気になる方は公式サイトもチェックしてみてくださいね。
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